生住昌大 蔵
画題:賊徒軍門降伏
判型:大判錦絵3枚続
画工:早川松山(早川徳之助)/松山改松月保誠・印
版元:東京・辻岡文助
記者:古好堂主人
彫工:佐々木彫平、彫工平、彫工平次郎
価格:6銭
届日:明治10年8月4日
詞書
明治十年の春よりも、熊本県下迄押寄て城の四方を取かこみ、時実砲発なしたりといへど、谷少将の動ゆへ、さすが賊徒破そうなし、又官軍後詰来り。賊軍諸方へはいぼくなしたりけり。然るに人吉城、重岡、都の城、
大戦の頃、賊行進隊長と聞へし相良五左衛門、兵士三百人を引て降伏に出たり。賊兵、是を怒て亦大進撃有しとゆう。
古好堂主人誌
(右)賊将桐野利秋、村田新八、賊魁西郷隆盛
(中)行進隊、隊長相良五左衛門、迫田少佐、参謀野津少将、海軍大輔河村公
(左)陸軍少将谷公、陸軍卿山県有朋公、大総督有栖川宮
所蔵者/掲載図書
生住昌大
海の見える杜美術館
鹿児島市立美術館