生住昌大 蔵
画題:鹿児島暴徒九州大戦争
判型:大判錦絵3枚続
画工:山本龍洞(山本龍洞)/(落款なし)
版元:東京・武川清吉
彫工:彫銀
届日:明治10年4月□日
詞書
彼前原一格は、一誠が末弟。過頃、敗せし折は何処か潜伏して居しが、此度鹿児島暴徒蜂起せしと聞や否、馳加り、肩より脇へ白布を以て我姓名書しるし、前鋒に戦おなす故、我打取らんと狙撃すれども、運命尽ざるにや、今猶無事に有之。めざましきはたらきなりとぞ。
(右)別府新助、別府九郎、前原一格、警視官員、野津少将公
(中)桐野利秋、伊藤直二、警視官員、長山弥一郎、西郷隆盛、内山半左衛門
(左)警視官員、警視官員、辺見十郎、西郷小平、松永清之丞
所蔵者/掲載図書
生住昌大
海の見える杜美術館
鹿児島市立美術館
熊本市博物館