一英斎芳艶

一英斎芳艶「西南鎮定賞賜図」

1877-10-26 芳艶「西南鎮定賞賜図」
生住昌大 蔵

画題:西南せいなん鎮定ちんてい賞賜しやうゐのづ
判型:大判錦絵3枚続
画工:一英斎芳艶(箕輪兵吉)/一英斎芳艶画
版元:東京・木村定五郎
記者:永島乕重
届日:明治10年10月26日

詞書

邪は正に勝ず。宜言なるかな。旧陸軍大将たる西郷隆盛は、武文を以つて高名を顕はし、勤王無二の士官たりしが、昨日に変る賊将の汚名を受け、永く日隅肥の地方に暴威を振ひしが、陸海の将校方、陸続として出張し、勉励尽力して、遂に鎮定の大功を奏し、追々帰京せられて、各官の諸公へ賞碑を賜るいふ。
永島乕重記

(右)伊藤博文君、三条実美公、岩倉具視公、大久保利通公、陸軍少将野津鎮雄
(中)陸軍少将谷干城、陸軍中将山県有朋
(左)有栖川熾仁公、大木喬任君、林友幸君、大山巌君、三浦梧楼君、鳥尾小弥太君、陸軍少将東伏見親王

所蔵者/掲載図書

生住昌大