浦野浅右衛門

楊洲斎周延「(鹿児島再戦)賊徒進入図」

1877-10-12 周延「(鹿児島再戦)賊徒進入図」
生住昌大 蔵

画題:(鹿児島かごしま再戦さいせん賊徒ぞくと進入しんにふのづ
判型:大判錦絵3枚続
画工:楊洲斎周延(橋本直義)/楊洲斎周延
版元:東京・浦野浅右衛門
届日:明治10年10月12日

詞書

西郷、桐野を始めとし、必死の勇士三百余名、八月十八日、日向の江の滝山を突出し、官軍の囲を破り険道を経て、遂に九月一日、鹿児島へ討入。市中を放火し県庁をおそひ、火砲及粮米を掠奪し、旧私学校に討入。城山を占て根拠となし勢ひをふるひしも、巡査たいは少しも恐れず米倉に立こもり、大攻戦におよびしとぞ。

(右)前田新介、桐野利秋、西郷隆盛、永山九成、池上四郎、桂衛門
(中)池辺吉十郎、篠原の妻、辺見十郎太、川上軍助
(左)桐野ノ妾、別府新助

所蔵者/掲載図書

生住昌大
海の見える杜美術館
鹿児島県立図書館
福岡市博物館