生住昌大 蔵
画題:日向延岡城激戦之図
判型:大判錦絵3枚続
画工:楊洲周延(橋本直義)/楊洲斎周延・印
版元:東京・平野松之助
届日:明治10年□月□日
詞書
賊将西郷が指揮にて諸所に於て大戦に及ぶといへども、争か官兵を支ゆること能はず。今は日向の国延岡城に楯篭れば、官軍追撃あつて、日々の烈戦に賊兵は必死を極めて防戦なすに、賊の妻妾等も整列して出発なし、官兵に抗し頗る激戦におよび、一時は女隊が防ぎしと云。
(右)桐野ノ妾、篠原ノ妻、辺見ノ妻、貴島清、月野桂四郎
(中)池上四郎、西郷隆盛
(左)桐野利秋、別府新助、河野四郎、市本勘介
所蔵者/掲載図書
生住昌大